校庭の釘抜き作業完了

 今年4月に東京の小学校で発生した校庭に埋もれていた釘で児童が負傷するという事故を重く受け止めて,岩沼市教育委員会は5月25日より金属探知機を使って校庭の安全点検と埋もれている釘抜き作業を行ってきました。計15回の作業で掘り出した釘は500本以上になりました。今日,校庭全面の安全点検と作業が完了しました。これらは数十年前に釘の頭にビニールひもを結びつけて運動会の整列やコースの目印として埋められた物と思われます。現在は釘を使わず校庭マーカー用のペグを使っており,ひもを結ぶ部分が丸くなって危険性が小さくなっています。また,運動会等でマーカーを埋めた後は必ず抜き取るようにしており,今後はプラスチック製のペグへ変更していくとともに,安全点検を確実に行っていきます。

 
岩沼市教育委員会のみなさん
 
マーカーとして使われていた釘
本日の作業で抜いた釘など